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アメリカ商務省のIoT政策のグリーンペーパー(緑書)米国電気通信情報庁(NTIA)

アメリカ商務省のIoT政策のグリーンペーパー(緑書)米国電気通信情報庁(NTIA)

2017年1月、米国電気通信情報庁(NTIA)がこれからのIoT政策に関する国家方針を示すグリーンペーパー(緑書)
Fostering the Advancement of the Internet ofThings」をウェブサイトで公表されています。
IoT推進コンソーシアム | IoT Acceleration Consortium こちらのIoT推進コンソーシアムから抜粋を転記しております。
国動向把握の参考として記載しておきますね。

www.ntia.doc.gov/files/ntia/publications/iot_green_paper_01122017.pdf

「Fostering the Advancement of the Internet of Things」

今後のアメリカのIoT 政策に関する国家方針を示すグリーンペーパー(緑書)では、
今後、商務省が中心となって、以下の4 つの観点から政策アプローチを検討しています。

1.インフラの可用性(Availability)とアクセスの実現

急速に高まるインフラ需要へ対応するため、民間部門主導による IoT インフラの開発・普及と、政府
主導による無線周波数へのアクセス要求の評価、IoT 利用者の拡大、国際レベルの相互運用性の確保を進める。

今後の取り組みについて

●  政府機関(連邦、州、地方)と民間部門との協調を図り、革新性、開放性、相互運用性、安全性等を有するインフラを構築する。

● 無線周波数の利用機会を拡大するために周波数管理の見直し、IoT 高度化を促す。

● IoT の利用機会を、これまで IoT 利用対象とされてこなかった人々へ拡大するデジタル・インクルージョン(digital inclusion)施策を強化する。

● IPv6 の普及のため、多様なステークホルダー間の協力と意見交換を後押するほか、モバイル IPv6 ルーティングやセキュリティなどの問題を検討する共通の場(プラットフォーム)を提供する。

2.バランスの取れた政策の策定と連携体制の構築

イノベーションを推進しつつ、IoT の成長に伴うリスク・課題を解決するバランスのとれた政策を展開する、また、ステークホルダー(政府、市民社会、学界、技術コミュニティ、民間部門)の取組みの調和を図る。

今後の取り組みについて

● 民間主導の技術開発と技術標準の策定のための技術面の環境を整備する。また、セキュリティ、競争力、サイバーセキュリティ、プライバシー、知的財産、情報の自由な流通、デジタル・インクルージョン、相互運用性の問題に関して、ステークホルダー間のコンセンサス形成を重視するマルチステークホルダー・アプローチによる政策決定を進める。

● サイバーセキュリティ対策として、IoT サービスでの暗号の活用、製品のセキュリティ機能の装備を促す。

● プライバシーに関して、IoT の利用環境におけるプライバシーの保護基準の法制化や技術対策を検討する。

● 知的財産について、デジタル経済における知的財産保護を積極的に推進する。

● 国境を超えるデータ流通について、情報の自由な流通(free flow)を支援し、米国企業が世界中で公平に競争していく能力を発揮させる。

3.標準化及び技術の高度化の推進

民間主導による、IoT 技術の研究開発(R&D)、及び、コネクティビティ、相互運用性、機能性、セキュリティ、

有用性に関する広範囲にわたる標準の策定を支援する。

今後の取り組みについて

● IoT 関連の技術とアプリケーションの開発状況を把握し、関連技術のR&D を支援する。

● 産業主導、かつコンセンサス・ベースで策定される二か国間・多国間の国際標準を支持(advocate)する。

4.市場の成長促進

R&D に対する政府支援のほか、政府全体でIoT アプリケーションの率先的利用や政府調達を通じ、IoT 市場の成長を促す。
IoT の普及に伴う労働力問題の対策やIoT 効果の定量化など評価ツールの作成を支援する。

今後の取り組みについて

● IoT 導入により政府内の業務効率を引き上げ、多様なミッションを遂行するほか、セキュリティや個人プライバシー保護などのIoT 活用の実践経験に関する情報を公開し、IoT 市場の成長に資する。

● IoT 分野における労働力の品質を高めるための労働政策を進める。米国政府機関内の教育プログラムで IoT を扱う。
(例:特許商標庁(USPTO)下のGlobal Intellectual Property Academy のプログラムなど)

● IoT の効果を数量化した指標など、産業バリューチェーン、GDP、雇用などへの影響を評価できる手法を開発する。
(Fostering the Advancement of the Internet of Things の構成)

IoT政策のグリーンペーパーの目次

  • 1.エグゼクティブ・サマリー(概要)
  • 2.IoT の展望
    ・特有の機会及び課題
    ・IoT とは何か
    ・IoT による便益
    ・IoT 促進に関する政府の役割
    ・国際的な取組み
    ・関係者主導による政策展開
  • IoT の発展に向けた商務省の取組みの方向性
  • 取組分野
    ・インフラの可用性とアクセスの実現
    ・増大するインフラ需要
    ・増大する周波数需要
    ・IPv6 の採用
    ・IoT における公平性の問題
    ・行動計画
  • これまでの取組み
  • 今後のステップについての提案
    ・バランスの取れた政策の策定と連携体制の確立
    ・サイバーセキュリティ
    ・柔軟かつリスクに基づいた解決策の必要性
    ・設計時からのセキュリティの導入(セキュリティ・バイ・デザイン)
    ・パッチの適用
    ・技術的限界
    ・プライバシー
    ・知的財産
    ・著作権
    ・特許
    ・営業秘密
    ・商標
  • 国境を越えた自由なデータの流通
  • 行動計画
  • これまでの取組み
  • 今後のステップについての提案
    ・標準及び技術進歩の促進
    ・標準の発展
    ・行動計画
    ・これまでの取組み
    ・今後のステップについての提案
    ・市場の奨励
  • 官民連携及び政府調達
  • 労働力問題:教育、訓練及び市民の自由
  • IoT セクターの定量化
    ・行動計画
    ・これまでの取組み
    ・今後のステップについての提案
  • 結論

詳しくは「Fostering the Advancement of the Internet ofThings」のウェブサイトからダウンロードしてください


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